TEA COFFEE事件
おはようございます!mimiです。
酷暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は最近、朝の連続テレビ小説にハマっています。
途中から見始めたのですが、途中からでも十分に楽しめています。
今までも「ごちそうさん」などの朝ドラにハマっていた時期があったのですが、
多忙のため見る時間が全くありませんでした。
最近ようやく録画した朝ドラを見ることができるようになり、
一日中見るほどのハマりようです。
脚本家は北川悦吏子さんです。
北川悦吏子さんのドラマといえば、
「あすなろ白書」、「愛していると言ってくれ」、「ロングバケーション」など
たくさんありますが、どれも当時好きで毎週ドラマを見るのが楽しみでした。
私はあまり趣味が多い方では無いのですが、ドラマを見ている間は至福の時です。
さて、本日は最近のホットなニュースをご紹介いたします。
京都の商品企画などを手掛ける株式会社エーゲルが、
アサヒ飲料株式会社に3300万円の損害賠償を求めて
大阪地裁(高松宏之裁判長)に提訴しました。
株式会社エーゲルは、アサヒ飲料株式会社のお茶入りコーヒー「TEA COFFEE」が
自社商品と似た名称で商標権を侵害していると主張しています。
19日の第1回口頭弁論でアサヒ飲料株式会社は、請求棄却を求め争う姿勢を示しました。
株式会社エーゲルは2016年6月、
コーヒーに京都の煎茶(宇治茶)を加えた「TeaCoffee」を
ドリップパックなどで販売しました。
17年7月に「TeaCoffee」の商標をイラスト付きで商標登録し、
全国の「東急ハンズ」などで販売しています。
特許情報プラットホーム(J-PlatPat)で
株式会社エーゲルの登録商標「TeaCoffee」について
調べたところ、以下のような図形と文字の結合商標でした。
一方、アサヒ飲料株式会社は「ワンダ TEA COFFEE」の商品名で、
今年4月にほうじ茶入りカフェラテ、
6月に煎茶入りコーヒーのペットボトル飲料を発売しました。
また、J-PlatPatにて調べたところアサヒ飲料株式会社は
平成29年(2017)12月6日に下記図形入り商標を出願していました。
現時点では審査中です。
株式会社エーゲルは「苦労して開発した斬新なコンセプトを
そのまま借用された。誤認や混同が生じる」、
「消費者から”アサヒ飲料のまねをしている”と誤解される。
大企業が弱者のブランドを踏みにじっている」と主張しています。
アサヒ飲料株式会社は、「商標権侵害には該当しない。裁判を通して真摯に対応していく」
とコメントし、「商品の原材料を示す表示にすぎず、商標権は侵害していない」と
反論しているとのことです。
この事件でまず考えるべきことは、アサヒ飲料株式会社の使用する商標が
株式会社エーゲルの登録商標に類似するかどうかです。
株式会社エーゲルの登録商標は、図形と文字との結合商標です。
アサヒ飲料株式会社の使用商標が出願商標と同一の場合、
アサヒ飲料株式会社の使用商標は
株式会社エーゲルの登録商標の図形と異なりますので、
非類似の可能性が高いのではないかと思います。
アサヒ飲料株式会社の出願中の商標が登録になれば、
株式会社エーゲルの登録商標とは非類似ということが
特許庁で判断されたということになりますので、
今後も継続してウォッチングしたいと思います。
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