自己紹介

みなさんこんにちは!

mimiです。

最近判例紹介が多くなってきていましたので、

この辺りで自己紹介をしたいと思います。

私が弁理士を目指すきっかけとなったのは、

突然一人で子供を育てていかないといけなくなったからです。

その理由は割愛いたしますが、当時私は何も資格を持っておらず、

この先どうやって生活しようかと途方に暮れていました。

また、ブランクもありましたので、すぐに正社員で雇ってもらえるはずもなく、

パートなどで収入を得てもギリギリの生活ができるだけだと思いました。

まずは子供を育てていく上で生活に困らないように

資格を取得して正社員になろう!と考えました。

大学で学んだ知識を活かすことができる資格を探していたら、

弁理士という国家資格にたどり着きました。

弁理士であれば、子供を一人で育てて生きていけるし、

とても面白かった大学での専門知識を活かして仕事ができると思いました。

そして、受かるまで絶対頑張ろうと心に決めました。

周囲には、「私、弁理士目指して勉強してんねん。」と自ら言いふらし、

もう後戻りできようにわざと自分を追い込みました。

まだ子供も小さく、子供だけでお留守番できる年齢でもなかったので、

予備校では、2年コースを申し込みました。

もし、独り身であれば、1年コースを申し込んでいたと思います。

そして予備校費用を払い、自分への投資をしたからには、

受かるまでやる!もう後戻りはしない!と最後は意地になって死ぬ気で勉強しました。

途中何度も点数が全く伸びず、嫌になり法文集を投げたりすることもありましたが。(笑)

法文集は書き込みをしながら繰り返し勉強していると、

自分だけのオリジナル法文集ができ上がりました。

新しい法文集は使いにくく、やはり使い古した自分だけの法文集が今でも一番使いやすいです。

最初の年は、短答試験で合格点より1点足りず、不合格でした。

選択科目は合格。

二年目は短答試験合格、論文試験不合格。

三年目は論文試験不合格。

四年目には、もう短答試験免除最後の年であり、

ここで論文に受からなければまた一から振り出しに戻ってしまう状況でしたので、

死ぬ気で勉強しました。

そして論文試験合格、口述試験合格。

四年目にしてようやく最終合格しました。

後から振り返ると弁理士試験一番のヤマは論文試験でした。

論文試験はやればやるほど点数が伸びるという訳ではなかったので、

本当に辛かったです。

大切なキーワードを繰り返し手を動かしてただひたすら書く

「写経」という勉強方法が論文試験を突破するには良かったように思います。

友人から何度も「今年こそ合格の知らせ待ってるよ。」という年賀状を

もらい、プレッシャーでもありましたが自分を奮い立たせて頑張りました。

口述試験前には、条文一言一句間違えないように

条文を読み上げてボイスレコーダーに録音し、

繰り返し繰り返し覚えました。

子供には、TVの音はイヤホンで聞くようにお願いし、

子供の協力を得ながら必死にただひたすら合格目指して勉強しました。

あまりに繰り返し条文を暗記していましたので、

子供も知らないうちに条文を覚えていました。

このようにして私はなんとか弁理士試験に合格することができました。

協力してくれた子供や励ましてくれた友人には感謝の気持ちでいっぱいです。

こんな私ですが、今後ともmimiをどうぞよろしくお願いいたします。

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