商標登録出願について
みなさま こんばんは。
大阪を中心に関西で商標を専門としている弁理士mimiです。
いや~今日も蒸し暑かったですね~。
大阪では熱中症予報が出ていました。
やっと涼しくなったと思ったのに、残念。無念。
あまりの暑さになんか冷たいものが食べたくなって、
今日はタコのカルパッチョを作りました。
美味でした~。ニンニクが食欲をそそります。
mimiはニンニクが大好きです。
ラーメンを食べる時も生のニンニクをすりつぶしてたっぷり入れて食べちゃいます。
mimiの周りにいるみなさまごめんなさい(;´・ω・)
さて、本日はホットな商標ニュースです。
山形県の天童市が、長年培ったブランドを守るため「人間将棋」の商標出願したとのことです。
商標登録出願をするに至った理由としては、
第三者に勝手に商標登録され、長年の歴史ある名称を今後使用できなくなったら困るからとのこと。
また、「人間将棋」が商標登録されれば、
使用したい人には申請があれば原則無料で使用を認めるそうです。
そもそも人間将棋とは、桜が満開の伏見城で、
秀吉が小姓と腰元を駒に見立てて楽しんだという故事に倣ったものであり、
天童市は将棋のまちらしいイベントとして、
昭和31年に初開催したというのですから歴史がありますよね。
このように、商標登録出願に至る理由はずばり、
”第三者に勝手に商標登録出願されて、今後継続して使用できなくなるのが困るから。”
これが一番の理由だと思います。
今まで使っていた思い入れある名称を急に止めて、変えないといけなくなるのは
本当に嫌ですよね。
大企業は商品開発の段階からブランド名は何にしようか、
とか覚えやすくて受け入れられやすいネーミングは何だろうとか何度も考えて
商品が市場に出回る前に商標登録出願するんですけど、
中小企業や個人だとそこまでなかなかできないのが現状だと思います。
でも、思い立ったが吉日です!
仮に商品がすでに市場に出回っていたとしても、
今からでも遅くないかもしれません。
できるだけ早く商標登録出願して商標権を取得しましょう。
そして他社との差別化を図りましょう。
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