最近の商標ニュース ~商標法違反疑いで逮捕~
みなさま おはようございます。
すがすがしい朝ですね。
こんな日は散歩してモーニングを食べたいところですが、
一人で行っても仕方ないので、実現するのはまだ先になりそうです。
私の趣味は色んなお店などのポイントを貯めることなんですけど、
昨日はポイントでスイーツを食べました。
普段はおやつを控えていたのですが、
どうしても無性に食べたくなりました。
我慢するのも体に良くないし、買いすぎるのも良くないし難しいところです。
さて、本日は最近の商標のニュースをご紹介したいと思います。
東京に本社がある警備大手「セコム株式会社」のロゴが印刷された
偽のステッカーを販売した者が、
商標法違反の疑いで逮捕されました。
セコム株式会社が商標権を持つ「Security by SECOM」の文字が
印刷されたステッカーを1枚1200円で販売したとのことです。
指定商品は「ステッカー」ですので、
この登録商標と同じ商標をステッカーに使用するとセコム株式会社の商標権侵害です。
容疑者は、ネットでステッカーの画像を探し、自宅のパソコンやプリンターで
偽造し、オークションサイトにて1~2月で約50回売っていたとのことです。
セコム株式会社の社員が「防犯ステッカー」として出品されているのを発見し、
警察に相談したことにより事件が発覚しました。
商標権を侵害した者は、
10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が科せられます。
また、懲役や罰金についてはこれらが併用される場合があります(商標法第78条)。
今回の事件は、この刑事罰によって逮捕となったわけですが、
刑事罰の他にも、差し止め請求、損害賠償請求、
不当利得返還請求、信用回復措置の請求など、
民事事件にもなり得るため、
商標権侵害だけは避けるべきだと思います。
容疑者は、「法律に違反するとは考えていなかった」と供述しているとのことですが、
そんな言い訳は通用しません。侵害は侵害です。
法律違反したことを反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしてほしいと思います。
商標権侵害を未然に防ぐためにも、自社商品が他人の商標権を侵害していないか
しっかり確認してから製造、販売するのがベストだと思います。
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