弁理士口述試験について
皆様こんにちは。
弁理士のmimiです。すっかり寒くなりましたね。
もうすぐ弁理士口述試験と言うことで、
私が実際に受けた口述試験について今回は書きたいと思います。
当時、私は関西に住んでおりましたので、関西から新幹線に乗って、試験当日の朝、東京まで行きました。私の受験仲間は、前日から東京に泊まっている人もいました。
私は子供がまだ小さかったので、
宿泊はせずに日帰りで行きました。
会場までは迷うこともなく、
予定通り会場に着くことができました。
会場に入ると、どこかでお昼ご飯を食べられるだろうと思っていたのですが、
近くにコンビニなどなく、ホテルの高いサンドイッチを食べたのを覚えています。まずは待合室に通されるのですが、待合室は狭いシングルルームのベッドを撤去したようなところに、パイプ椅子が6脚位置かれたような部屋でした。
待合室での時間が長く、
とても緊張したのを覚えています。自分の順番が来ると、面接の部屋は、特実、意匠、商標の各部屋に分かれていました。
その各部屋の前に椅子が置かれており、
呼ばれるまでそこで待機しました。
呼ばれると、中に試験官2名が座ってこちらを
見ているという感じです。
試験が始まって、制限時間になると、外から部屋のベルを押されて
終了となります。
それでも終わらなければ、再度ベルが鳴ります。
私は一科目だけベルを押されました。
待ち時間はとても長いのですが、実際の試験はあっという間に終了して、駅までのシャトルバスの中は、受験仲間との名刺交換が始まります。私は試験会場から1階のロビーに降りるエレベーターの中で、どんな問題が出たか、初めて会った人に聞かれました。きっと、その人も口述試験でアドレナリンがたくさん出ていて、話しかけずにいれなかったのだと思います。私は意匠の時にちょっと問題の意図がわからず、答えることができなかった問題がありました。まずかったかな、と帰りの新幹線で反省しましたが、
大枠はできていたので結果的には運良く受かることができました。弁理士試験に合格すると、
実務修習というものがあります。弁理士の世界はすごく狭いので、同期のつながりは非常に強いです。ぜひ同期の仲間をたくさん作ってほしいと思います。今から振り返ると、口述試験はとても良い経験だったなと思います。やはり、口述試験は難しい問題では無く、基本的な問題が出ます。逆に、難しい問題は捨てていいのです。弁理士になるからには、基本的な事が分かっていないとダメなんだな、ということが分かった瞬間でした。
今、勉強が辛い方も
あきらめずに続けて欲しいです。
あきらめなければ、道は必ず開かれます。
弁理士受験生の健闘を祈っております。
それでは今日は
この辺で。
ごきげんよう〜。
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